音響芸術科(音響・レコーディング 専門学校)

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ミニミニ講座 その22 八王子キャンパス

2009年09月25日 ミニミニ講座 その22 八王子キャンパス

ミニミニ講座 第22回目は「機材7 エフェクターについて1」
ギターとかやっている人は、「エフェクター」って言うとどういう物かイメージが湧くと思いますが、普通の人は「ちんぷんかんぷん」ですよね。
語源は「Effect」からきていて何らかの「効果」を与える物。
音響的に何らかの効果を与える目的で使用する機材の事を言います。
大きく種類を分けると下記の様な3つになります。
1.ダイナミクス系
  「音の大きさ」を変化させるもの
  コンプレッサ、リミッター、エキスパンター、ノイズゲートなど
2.時間・空間系
  音を遅らせたり(ディレイ)、エコー(カラオケにも付いている響き成分をつけるもの)

3.周波数系
  EQ(イコライザー)等の音の任意の周波数を増幅したり、減衰(小さく)したりする種類の物
  音程を上げたり下げたり(ピッチ補正とも言います)する物など。

その他歪み系などなどいっぱいありますが、レコーディングエンジニアが使うのは上記の3つぐらいです。
歪み系のエフェクター
ディストーションとか、オーバードライブなどは、ミュージシャン側の仕事と言うことになっています。
なんでって言うと、これは音作り(音色)になるからです。
演奏する楽器の音色を決めるのは、そのパートのミュージシャンって事になりますよね。
最近では、ProToolsのおかげでプラグインソフトでエフェクターをシュミレーションする物も多くて出来ているので、録音し終わってから音色を変更する事も多々あり、一部エンジニアの仕事ともなってきているので、知識としては使い方が必要となっている現実があります。
(簡単に言うと、エンジニアの仕事が増えつつあるって事です。(;_;))

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