音響芸術科(音響・レコーディング 専門学校)

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ミニミニ講座 その23 八王子キャンパス

2009年09月29日 ミニミニ講座 その23 八王子キャンパス

ミニミニ講座 第23回目は「機材8 エフェクターについて2」
各種エフェクターの原理については、難しい話になってしまうので、もう少し簡単な話をしたいと思います。
一般的に、ミキサー(曲をミックスする人)で一番差が出るエフェクターというと「コンプレッサー」だと思います。
イコライザー(EQ)は直感的に音が変化するので、結構そこそこ使えています。
ただアマチュアの人は、レベルオーバーになりやすいのですが・・・(^^;)。
ちょっとエフェクターを勉強して、耳が肥えてくると、劇的にかわってくるのが「コンプレッサー」です。
「スレッショルド」って言うのでですがしきい値(決めたレベル)を超えた物を圧縮(コンプレス)するのですが
元音のレベルをほとんど変化させずに音が変わって聞こえるようになります。
かけすぎると、音の大小の差が無くなり、聞き取りやすくなるのですが、感じ的に「詰まった」ような音になり、「伸び」が無くなってしまいます。
良い感じにかけると、聞き取りやすくなり、存在感?(音の輪郭)がはっきりと聞こえます。
もちろんそれだけではなく、EQも併用していくのですが、他の音に埋もれず存在感があるような感じに仕上がります。
ギターをやっている人だと、音の「ツブが立つ」とか表現している事も多々あると思います。

たぶん、知らないと、使わないし、ぱっと頭に湧かないですよね。
こればっかりは、言葉では表現出来ないので、実際に聞いてみないと解らないかも?
ProToolsを持っている人は、標準のプラグインとして入っているので、ちょっと音のいいスピーカーかヘットホンで、試してみてください。
体験入学にきて、質問してもらえれば、簡単に実感出来るんですが・・・(営業?)(^^;)

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