ミニミニ講座 その29 八王子キャンパス
2009年10月23日 ミニミニ講座 その29 八王子キャンパス
ミニミニ講座 第29回目は「マイク セッティング3 エレキギター アンプ」
ギターアンプのセッティングの話をしますので、エレキギターのピックアップの出力をアンプに入力し、そこからでる「音」をマイクで録ります。
ギターアンプからの音量が非常に大きいので、マイクロフォンは音庄に強いダイナミック型が好ましいです。
※コンデンサー型のマイクロフォンだと、マイク自体で歪んでしまうからです。
では実際のマイク・セッティングですが
ギターアンプとマイクロフォンの距離は、ONマイクではスピーカーから1〜15cmぐらいで、OFFマイクでは、30cm〜1m
※ONマイク・・・アンプから出る音を直接録るマイク
※OFFマイク・・ひびき(自然なエコー)を録るマイク
2つのマイクの音をミックスして1つの音として扱います。すごい簡単な理由なんですが、マイクって人間の耳の代わりですよね。
耳をアンプに近づけて音を聞くってことはないですよね。少し離れたところから聞くのが普通だと思います。
そうすると、部屋の響きの分とまざって聞こえます。これを行っている事なんです。
ただ、1本しかないって場合は、ONマイクのみでもOKです。
あとで、エフェクターでエコーをかけてあげればOK
ねらう場所は、ギターアンプのスピーカー本体をよく見て(普通、スピーカーを保護するためにネット(布)でアンプの表面を覆っている場合が多いので、懐中電灯などで照らして見ます)
高さはスピーカーの中心からやや外すと、音圧での吹かれを防ぐことができます。
ただし、あまり中心からエッジの方へ遠ざけすぎますと、こもった感じになり、クリアーなサウンドが得られません。
この辺は、経験が物を言う世界なので、いろいろ試してみてください。
写真では
ON MICはSM−57
OFF MICはコンデンサーマイクを使っています
ただし、PAD(アッテネーター)を入れています。
PAD(アッテネーター)とは、「減衰器」信号を落とす機械です。
マイクでいうと、感度を低くする為のもので、音量が大きい物を録るときに使います。
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