音響芸術科(音響・レコーディング 専門学校)

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ミニミニ講座 その31 八王子キャンパス

2009年10月30日 ミニミニ講座 その31 八王子キャンパス

ミニミニ講座 第31回目は「マイク セッティング5 ドラム2」
今回は、実践編?
ドラムのパーツ事に話をしていきます。
まず、BDr(バスドラム)
前面の膜に穴が空いている場合が多いので、穴の位置から中へやや突っ込んでセットし、前後に距離を調節すると、アタック音が良く収音できます。
マイクの指向性をちょうどハンマーが当たる所をねらいます。
突っ込み具合のめあすですが、ドラム奏者によって変わってくるので、パワードラマー(力強いタイプの人)の場合は、後ろに。
逆のケースは、前(ハンマーより)にします。
あんまり突っ込みすぎるとアタック音が良く録れるのですが、「ドン」と言う低音の胴鳴りが弱くなってしまいます。
アタック音と胴なりのバランスが良いポイントを探す形になります。
これは、ある程度、経験が物を言ってくるので、いろいろ試してください。
BDr2本使える場合は、1本を穴の中に突っ込み、もう1本を膜面から少し離してセットすると、胴鳴りも収音され、相互をミックスしてバランスをとると効果的です。
ただし、この場合お互いのマイクロフォンから拾う回り込みの音や位相差に注意が必要です。

 

次は、SDr(スネアドラム)
トップ面に1本セットするケースが多く、打面に約300 〜450 ぐらいの角度をつけて、リムの内側から3〜10cmぐらい、高さは3〜15cmぐらいにセットし、音を確認しながら微調整をします。
胴鳴りを多く収音したい場合は、打面とマイクロフォンの角度を大きくします。マイクロフォンは、ダイナミック型が適しますが、コンデンサー型を使用する場合は、感度が高いので、他の音のかぶりがさらに多くなり、音像がぼけるケースがあります。
Sdr_pスナッピー(響き線)ノイズを多く録りたい場合は、トップ面とボトム面に、マイクロフォンを2本セットします。この場合、上下のマイクロフォンを打面に対して、角度を同じにすると、収音される音は上下で逆位相となりますので、下側のマイクロフォンの位相を逆にし、お互いの音をミックスして最適なバランスをとります。
その際、マイクロフォン相互から拾う回り込みの音や位相差により、音がぼけて逆効果にならないように注意します。

 

 

そしてTom
基本的には、SDrスネアドラムと同じです。
タムの種類は複数あり、一般的に、フロアタム、ロータム、ミドルタム、ハイタムなどがセットされますので、それぞれの音色や全体のバランスには注意が必要です。

Tom

 

 

 

 

 

 

金物系でハイハット・シンバル
上下2枚のシンバルをペダル操作で開閉させて、オープンとクローズ、ハーフ・オープンなどの奏法があり、スティックを使用したり、ペダル操作で行うなど種々の
バリエーションで演奏されるため、各奏法に対応したセッティングが必要です。
HATハイハット・シンバルは、リズムの切れの良さがポイントです。マイクロフォンは上からセットして、タムやスネアのかぶりを防ぐように角度を調節し、距離はマイクの吹かれを防ぐため、10〜15cmぐらい離します。また、打点に指向性を向けすぎると、アタック音が日立ってきます。マイクロフォンは、高域特性の良いコンデンサー型がよく使われますが、リズムのきざみ感のみを主に得たい場合は、ダイナミック型の使用も可能です。

 

最後に、ライド・シンバル トップ、クラッシュシンバル
これも基本的には、ハイハットと同じでですがドラムセットの上から狙うので、ドラム全体が「かぶり」として入ってきます。
2本の場合は、このマイクだけでドラムセット全体を録る事も可能です。
よって、2本は基本的には左右対称に立てるケースがおおいです。
PAなんかでは、このかぶり成分が邪魔になるケースが多いので、マイクをON(近づけて)狙います。
なんで邪魔になるかと言うと、ドラムの各パーツ音が寝ぼけてしまう
簡単に言うと、エコーをかけたのと同じになる為です。
結構、長くなってしまいましたが、たぶん、ドラムの録音が一番難しいパートではないでしょうか?
一カ所に沢山のマイクが立つので、位相差、かぶり等、一番神経を使います。

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